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冬のノート2 [冬:お正月の遊び]

<テーマの目的>
テーマ:お正月の遊び
目 的:もう、お正月です。元旦にお雑煮やおせちをいただき、初詣をして皆で新年
    を祝うのは、今も昔も同じですが、お正月の遊びは大きく変化しています。
    昔のお正月の遊びといえば、凧揚げ、独楽(こま)回し、羽根つき、かるた、
    福笑い(ふくわらい)などがありました。
    皆さんが、どのようなお正月の遊びを楽しまれていたのかお話をしていただ
    き、最後に、双六(すごろく)をして遊んで、一年の締めくくりをしたいと
    思いました。

<実施日と参加者>
実施日:12月下旬
場 所:グループホーム(デイサービス併設)
実施者:リーダー1名、コ・リーダー3名
参加者:7名(100才台女性1名と90才台女性4名と80才台男性1名は要介護
    2~4、80才台女性1名)

<参加者への配慮>
・お元気だが遠慮気味の方は、リーダーが意識的に指名し、コ・リーダーはその方が
 発言しやいすようにサポートする。
・お元気な方でも、聞いている(聞こえている)ように見えても、そうでない時が多
 くあるようなので、集中していただけるように話題に沿った問いかけを適宜行う。
・着座を続けることが苦手な方には、ご様子を見ながら声かけを行い、時には発言を
 うながし、楽しんで参加していただけるようにサポートする。
・片側のみ、かろうじて聞くことが可能な方には、コ・リーダーが聞こえる側に座り、
  筆談によりコミュニケーションをとりながら、口頭でも話題を伝えてサポートする。

<進行予定>
1)お正月にはどんな遊びをされたか、思い出していただく。
  ・羽根つき、凧揚げ(たこあげ)、かるた、双六(すごろく)、福笑い(ふくわ
   らい)、百人一首など、名前を言っていただく。

2)その遊びは、誰とどのように遊びをされたのか、遊びにまつわる思い出をお話い
  ただく。
3)お正月の遊びには、伝統的な意味もあるので、その意味についても言及していた
  だく。
4)今年はどんな年だったか、また、来年はどんな年にしたいか、お話いただく。

<用意した道具>
1)羽子板と羽根、独楽(こま)、百人一首

     羽子板と羽根①.jpg  独楽(大).jpg 

     独楽(小).jpg   百人一首(箱).jpg


2)双六(すごろく)とサイコロ
  ・双六(すごろく)は、模造紙に手書きで作りました。
  (東京駅から出発して山手線を一周。東京駅で「あがり(ゴール)」に)

        双六(全).jpg   (手書きの双六)

<実際の進行>
リーダー:こんにちは。もう年末です。
    :また新しい年が始まります。
    :この会は「羊の会」という干支(えと)の羊の名前で、1年間やってまい
     りましたが、新しい年になりましたら、また新しい名前を付けていただき
     たいと思います。
    :新年の干支(えと)は申(さる)ですので、干支を採用すれば「猿の会」
     となりますが、それでは反対という方もおられるかとも思います。次回に
     決めていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

    :新年ということは、皆さん、一つお歳が増えます。
    :ところで、皆さんご存知と思いますが、、Fさんは、今月で満100才に
     なられたそうです。おめでとうございます。
    (皆さん、Fさんに拍手。Fさんはにっこり笑って会釈を返される)

         (ひとしきり、年齢が増えることについて、「もう歳をとりたくないよ」、
     「嫌だよ」、「100歳まで元気に」など、わいわいがやがや)

    
リーダー:皆さん、これ以上はお歳をとりたくないという方が多いようですが、それ
     では、何才のご自分に戻りたいですか?
Aさん :18歳になりたい。そこで止まっていてくれたら。
リーダー:Aさんは18歳の頃に戻りたいそうです。
    :では、Aさんには、今日は18歳の頃に戻られたつもりで、お話していた
     だければと思います。

    →「若い頃に戻っても忙しいだけ。ここで話している方が楽しい」(Bさん)
    →「私は30歳の頃。子供の手が離れ自分の時間がもてた頃」(Dさん)
         →「30歳台、いいですね。私も30歳台かな」(コ・リーダー①)

    →「80歳か,90歳くらいが一番良かった」(Fさん)
         :100歳のFさんは、80歳から90歳の頃に戻りたいんですって
     そういう心境になってみたいですね。

    →「私は5歳の頃」(Eさん)
    →「小学生の子供の頃」(Cさん)
          「小学校になった時は、親の手伝いをしていた。親の手伝いが出来て嬉し
      かった」(Eさん)

                 全体最初.jpg

 リーダー:皆さん、小学校の頃は楽しい思い出が沢山あると思いますが、お正月には、
     どんな遊びをしていましたか、
         →「こたつで蜜柑食べてた」(Aさん)
         →「かるた、いろはかるたをした」(Fさん)

    →「いろはかるた、皆さんされましたね。い、はどんなのでしたか?」
    →「犬も歩けば棒にあたる」(Aさん)

    :私は関西生まれなので、別でした。京都のかるたの「い」は、どんなか、
     皆さんんご存知ですか?」(リーダー)
           (皆さん沈黙)
    :「一寸先は闇(やみ)」でした。
     →「その通り。一寸先は闇です」(Gさん)

    :「江戸かるたと、大阪や京都のかるたは違いますね」
    :「ち」は何ですか?」
    →「塵(ちり)も積もれば山となる」(Aさん)
    :Aさんはよくご存知ですね。
    :では、皆さん、関西では「ち」は、どういう内容かご存知ですか?
     (皆さん、沈黙)
    :関西では、「ち」は「ぢ」になり「地獄の沙汰も金次第」でした。
         :大阪や京都は、こちらでした。
    →「大阪とは違うね」「そんなかるたもあるんだ」「さすがは商売の町」
     などの発言あり。

リーダー:かるたとりは、どなたとされましたか?
    →「本家に親戚中が集まった。大勢でかるたとりをした」
     「自分は、あんまり取れなかった」(Dさん)

    →「近くの女の子が集まって、家でかるた取りをした」(Aさん)
    :上手だったのですか?
    →「どうだったかな?」(Aさん)
    →「人を押しのけるような性格の方は強い、と言いますが、Aさんは、押し
      のけたほうですか?」(笑)(コ・リーダー③)

    →「やりました。兄弟が4人いて、そこに従妹もきて、皆でやりました」
     (Fさん)
    →「自分は弱かった。あまり取れなかった」(Fさん)

    →「五つくらいとれた。得意のが目の前にあると取れる」(Dさん)
     「やったことない」(Bさん)
         →「かるた取りする余裕はない。百姓は、毎日、正月でも働く」(Gさん)
       などの発言あり。

リーダー:凧揚げ(たこあげ)はしましたか?
    :羽根つき、独楽(こま)回しはどうですか?
    (羽子板と羽根、大きな独楽と小さな独楽をテーブルに置く)

    羽子板と独楽.jpg 

    (⇑ 羽根と羽子板、小さな独楽を2つ)
                  (大きな独楽は、紐で回す ⇓)
独楽(大).jpg

    :大きい独楽は紐、小さいのは指で回しました。
    (小さな独楽と大きな独楽を、手に取って)
      いただく)
    
(小さな独楽は指で回すと良く回る。更に
     力を入れて回すと、自分でひっくり返り、 
     逆さまになって、更に良く回る)

    →「こんな風にひっくり返って回るのは初めて」
    と皆さん)            
    (小さな独楽は、弱く回すと普通に回るが、強く回すとひっくり            
     返って回るので、皆さん強く回そうとするが、なかなかできない)

    (男性のコ・リーダーが強く回すと、ひっくり返って良く回る)
    →「良い独楽だね。やっぱり男の子だね」と回したコ・リーダーを褒める方
     も。

             ☆彡弱く回した独楽②.jpg      ☆彡強く回した独楽.jpg
             (左は弱く回した時。強く回すと右のようにひっくり返って回る)

    (大きな独楽は、紐をかけて投げて回すので室内では無理。手に持っていた
     だくだけに)
                   

    →「女の子は追羽根(おいばね)をついた」(Aさん)
     「羽根つきは、流行ってたよ」
     「よく屋根に上げちゃった」
     「勢いが良いと、屋根に上がっちゃう」
     「羽根つきは上手だった」(Aさん)

    →「私も、羽根つきはやったけど、上手じゃなかった」(Bさん)

リーダー:羽根つきは女の子としたのですか?
    →「そう、女の子と」(Bさん)
    :負けると顔に墨を塗られませんでしたか?
    →「墨は塗られなかった」(Bさん)
    →「羽根つきは下手だったので、よく墨を塗られていた」(Fさん)
    →「羽根つきは、正月だけ、普段はやらない」(Eさん)

リーダー:どうして、お正月に羽根つきをするのですか?
    (皆さん、沈黙
    :羽根をムクロジ(無患子)という木の実でつくり、その羽根をつくこと
     で子供の無病を願った、とも言われているようです。漢字では「無患子」
      と書いて、子供が患(わずら)わないようにという意味のようです。
    →「ムクロジ知っている。そこに穴をあけて、鶏(にわとり)の羽を入れ
      て作った」(Bさん)

         :ムクロジは、大きな木で、以前は近所の森や神社でよく見かけたようで
     すが、私は深大寺で見たことがあります。
    →「ムクロジの木はなかったので、何処からか実だけ貰って使った」(B
     さん)

    
    →「私は、どんぐりの実に羽根をさして作った」(Eさん)
    →「羽子板は、作らない。買った」(Bさん)

    →「羽根つき歌を歌いながらついた」
     「一人の時は、一目、二目、といって」(Dさん)

    →「一人でつく時は、もっと羽根が開いていた」(Dさん)
    →「この羽子板は、軽いからやりやすい。もっと重かった」(Aさん)

リーダー:綺麗な衣装を着せた羽子板もありますね。飾り羽子板。
    →「いろんな顔が作ってあった」
     「役者の顔が多かった」(Eさん)
    →「子供にあげるからいい顔にしてと、母がお店に注文して作ってもらった」

     (Fさん)
    :Fさんに似ていましたか?
    →「似てないよ」(Fさん)

         →「女の子が生まれたら、お祝いに羽子板をあげた」(Eさん)
    :生まれて、何時あげるんですか?
    →「生まれた翌年のお正月にあげた」
     「親戚に女の子が生まれたら、送っている」
     「男の子には破魔矢(はまや)を」(Eさん)

    (「思い出した」、「そういえば、思い出した」と、飾り羽子板や破魔矢を送
     っていた習慣について、皆さんわいわいがやがやと)

    →「今は、凧揚げ(たこあげ)も羽根つきもできない。場所が無い」(Eさ
      ん)
          (「今の子は、広場が無くて可哀そう」、「道路は危なくて遊べない」など
      の発言あり)

リーダー:家の中では、かるたの他には、どんな遊びをされましたか?
         :こんなものはどうでしたか?
    (百人一首をテーブルに置き、何枚か並べる)

    百人一首(箱).jpg

    百人一首①.jpg 

       :Aさん、読んでいただけますか?
    (Aさんは「秋の田の・・・」と読みあげる)
    (大きな声で、朗々と読まれたので、拍手が起こる)

    →「覚えている人は、「秋の田の」のところで取ってしまう」
     「うまくはないが、結構やったよ」(Aさん)
 
 

    百人一首(2枚).jpg

    ⇑「読み札(よみふだ)」、「読み手」が大きな声で読みあげる。
  

    読み札⑤.jpg

     ⇑ 天智天皇と、蝉丸の歌(上の写真)の「取り札(とりふだ)」
     ・「取り札」は「下の句(しものく)」だけが書かれている。
     ・この「取り札」を100枚(百人の歌人の短歌を)並べておく。
     ・「上の句」が読まれたら、その歌の「下の句」の札を取る。
     ・「上の句」の「秋の」と一語聞いただけで「わがころもては・・・」の
               「下の句」だけ書いてある「取り札」を取る方もいるとのこと。
      

    (Aさんの読み方には、百人一首を読みあげる時の独特のリズムがあるので)     
    →「読んでいるときの口調が良いですね。かなりやられていたのでは」(コ
     ・リーダー①)
         →「人の命の惜しくもあるかな・・」と読みながら「大好きだった」(Aさん)
         (「でも字が小さくて読めない」と言いながらも、Aさんは、好きな短歌を
      いくつか読み上げる)
    →「お父さんが百人一首を好きだった。お正月は父と一緒に遊んだ」(Aさ
     ん)

     百人一首④.jpg

コ・リーダー③:「私の母親も百人一首が大好きで、高校生の頃、街を歩いて、百人一首
      を読む声が聞こえてくると、その家に上がり込んで一緒に取ったそうで
      す。武者修行みたいな感じで、毎年だから顔なじみになった」と言って
      ましたが、Aさんの街はどうでしたか?
    →「そんなこともありました。私も遊んでもらった」(Aさん) 
     「兵隊さんが、近所の学校の寮に泊まっていた頃は、兵隊さんと一緒に遊
      んだ」
     「その時は、犬棒かるたではなく、百人一首をやった」(Aさん)

     百人一首③.jpg

リーダー:福笑い(ふくわらい)や双六(すごろく)もやりましたね。
    :今日は、お正月にちなんで、双六で遊びたいと思います。
    (手作りの双六をテーブルに広げる)
    (サイコロは特大のものを100円ショップで入手)

    双六(全).jpg
    :皆さんは一緒の電車に乗っていただきます。
    :御一行様は、東京駅から、山手線を1周して、東京に戻ります。
    :途中、下車して寄り道する駅や、乗り換えなければならない駅もありますサイコロ(大).jpg
     のでよろしくお願いいたします。
        (Aさんから、順番にサイコロを振っていただく)
    (途中、寄り道や、行きつ戻りつが多く、皆さんが1回
     ずつサイコロを振っても東京駅には到着できない。
     2回目に、約20分かかって東京駅のゴールに)

    (詳細は略しますが、特に気付いた点を記します)
    ・東京駅から出発し、浜松町駅では「モノレールに乗り羽田へ。そして飛行
     機で沖縄に行き、水族館を見て浜松町に戻る」という無料ご招待旅行がで
     きることになっていましたが、何度も浜松町に停まり、何度も沖縄に行く
     ことになり、「もう沖縄はいいから、早く新宿に行って箱根の温泉に入り
     たい」という声があがりました。
     →なかなか進まないので、大笑いになりました。    

    ・原宿駅では、明治神宮へ参拝しました。
     →「少し早いけど」などと、わいわいがやがやしながら、元旦にお賽銭を
      あげたつもりで、参拝をしました。
     →皆で一緒に「来年が良い年でありますように」と祈念しました。
     →原宿駅には2回停まりましたので、明治神宮へは2回参拝できました。
           「2回参拝すれば、ご利益も2倍に」という結論?になりました。

             双六⑨.jpg

    (明治神宮に新年の参拝をしている気持ちになって、合掌しました)

     新宿.jpg    

    ・巣鴨駅では、とげぬき地蔵にお参りしました。
     →皆さん、巣鴨のとげぬき地蔵にはお参りしたことがあり、あれこれ思い
      出話がありました。
     →全員で名物の「赤いパンツ」を買うことにしました。


    ・上野駅では、上野動物園に行きました。
     →上野動物園では、「象を見ながら象さんの歌を歌う」ことになりますの
      で、「象さん象さん、お鼻が長いのね・・・」を歌いました。

    ・やっと一周し、ゴールの東京駅ではピタリと停まれず、何回か「通り過ぎ
     ては戻り」を繰り返し、「1の目を出せばゴール」という場面で、Fさん
     がサイコロ振る番になり、1回で「1の目」を出して、ゴールに。
     →「さすが、100歳の方は凄い」と皆さんが拍手。

     →山手線を1周するのに約20分程かかり、なかなか先へ進まない駅もあ
      りましたので、「永久に回るのかと思った」などの声もありました。
     →ゴールの東京駅では、万歳を三唱して終わりました。

    (リーダーが「明治神宮に2回も参拝できて良かったですね。箱根に行って
     温泉につかりたかったですが、それは来年の楽しみに」と終了し、手作り
     の双六(すごろく)を片付けて次の話題に)

リーダー:もうすぐお正月ですが、「お正月の遊び」については、お話したり、双六
     で遊んだり、早目に済ませました。
    :今日は今年の最後のお話会ですので、今年1年間を振り返って、今年はど
     んな年だったか、皆さんからお伺いしたいと思います。
         :Aさんは、今年はどんな一年でしたか?
    →「今年は、あまりいい年ではなかった。大雨ばっかり降って、自然災害も
      あって」(Aさん)

    :Aさんは、ご自分のことではなく、世の中のことを考えてえおられたので
     ね。偉いですね。

         →「今年は、雨が少ない時もあった。農業では良い年ではなかったんじゃな
      いかな」(Bさん)
         →「良い年だと思えば幸せ」(Gさん)
         →「子供が会いにきてくれたから、良い年」(Fさん)

リーダー:来年は、申(さる)年です。
    →「今、皆さんは干支(えと)の猿を作っていますね」(コ・リーダー②)
    →「申年に赤いパンツをはくと、病気にならない」(Aさん)
     「赤いパンツだけ売っている店が巣鴨にあるが、自分では、買いに行けな
      い」(Aさん)
    →「でも結構、履いているようですね」(コ・リーダー②)。
    →「見えないからわからない」(Aさん)
    →「来年は、皆で赤いパンツをはいて、ちゃんとはいているかどうか、皆で
      確認しましょう」(笑い)
     「来年、この会の名前は赤いパンツの会にしましょうか」(コ・リーダー③)

       
リーダー:赤い色は元気になる色。元気になるパンツをはいて、来年もがんばりまし
     ょう。
         (「がんばろう」を三唱して終了)
    
<座直り>
(終了後も、お茶を飲みながらの雑談の中で、印象に残ったお話がありましたので
 記します)

・Fさんが百歳になられましたので、バースデーケーキでお祝いしました。

  ケーキ②.jpg                     

   →今月、Fさんが百歳の誕生日を迎えられましたので、バースデーケーキが施設より
    プレゼントされました。皆さんでお裾分け(おすそわけ)をいただきました。
    美味しいケーキを食べながら、わいわいがやがやとお話しました。

   →「久し振りのケーキ、美味しい」、「クリスマスとお正月が一緒に来たような日で
  すね」などの発言の中で、リーダーが「Fさんのおかげで、こんな美味しいケーキ
  がいただけました。ありがとうございます」とお礼を言った時のこと、
  Fさんは「いえいえ、こちらこそ、お礼を言っていただいてありがとう」との返礼
  がありました。

  ケーキ③.jpg


 →「皆で赤いパンツをはいて、百歳まで頑張ろう」と、ハッピィバースディを歌いま
  した。

・「百歳のお祝い金」についての議論
 →数え年で百歳(満年齢では99才)のAさんは、「私は百歳なのに市役所からお祝
  いが来ない。何故かな」と、心配そうでした。
 (「満年齢で百歳にならないと、お祝いは来ないので、来年は来るはず」と、皆で慰
   めました)

 →「百歳になった方に、市役所から贈られるお祝い金が、だんだんと減額されている」
  ことが話題に。
 →「昔は、百歳は百万円だった」(真偽は不明です)
  「何年か前今までは10万円だったけど、今は半分の5万円」
  「今は、百歳が珍しくなくなった」
  「女性は長生きする」
  「これから、百歳の人はもっと増えるから、お祝い金も少なくなるかもしれない」
  「1万円くらいになるかも」
  「百歳の人が一人しかいない時には100万円を貰えても、百歳の人が100人に
   なれば、一人につき1万円になる」
  「百歳まで長生きの方が増えるのは、良い時代ということ」
  「百歳まで生きれれば最高だね」などの発言がありました。

<回想法を振り返って>
1)お正月の遊びの話題に入る前に、「もうすぐ新しい年を迎え、お歳も一つ増えま
  すね」と言ったところ、「歳は取りたくないね~」と言われましたので、「では、
  戻れるとしたら何歳頃に戻りたいですか」と皆さんに伺うと、それぞれの思いが
  こもった年齢が返ってきました。予定していなかった質問でしたが、いろんな思
  いを語っていただきましたので、良かったと思いました。
  →その中でも「18歳の頃にもう一度もどりたい」と言われたAさんの嬉しそうな
  表情が印象的でした。青春を謳歌していた乙女の頃の思い出が蘇(よみがえ)っ
  てこられている様子でした。
  →また、100歳のFさんは「80歳か90歳の頃に戻りたい」と言われましたが、
  どのようなお気持ちなのか、理解できるように、同じ年齢まで頑張ろう、と思い
  ました。
  →「小学校の楽しかった頃に戻りたい」と、「子供が手を離れる30歳の頃に」と
  いう想いは、皆さん共通であるようにも感じました。

2)お正月に遊んだ羽根つきやかるた、百人一首にはたくさんの思い出を持っておら
  れる方がいらしゃいました。百人一首の歌を上手に読んでくださり、お正月らし
  さが出て良かったと思いました。
3)年末の新聞記事に「赤い下着の売れ行きが好調」とありました。
  「申年に赤いパンツを身につけると健康に過ごせる」といった言い伝えが各地に
  あるとの記事ですが、皆さんの地方でもそのような言い伝えがあったようにも感
  じました。
 →「来年はどんな年にしたいですか」という話題では、皆さんで「全員で赤いパン
  ツをはいて元気に暮そう」と決意表明をいたしました。「赤いパンツ」には、皆
  さんを元気にするパワーがあるように思いました。

4)参加者の皆さんは、詳しく語られる方もおられれば、断片的な言葉で表現される
  方もおられます。全員の方から、同じように詳しくお話していただくのは難しい
  ことですが、コ・リーダーのサポートが良いタイミングであった時には、発言の
  少ない方からも、たくさんの想いを皆さんに伝えていただくことができたように
  感じました。
 →たとえ「短い一言」であっても、話した方の「大きな想い」を皆さんに感じてい
  ただけるように、「言葉を大事に」して行きたいと思いました。

                             
                             (リーダー:磯村)


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