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夏のノート2 [夏:お中元]

<テーマの目的>
テーマ:お中元
目 的:「お中元」は、お付き合いの風習として、今も盛んに行われている夏の行事
    です。皆さんのお若い頃はどんなふうに考え、どのような心遣いをし、どの 
    ようなものを贈られていたのか、お中元という習慣は、どんな感じで生活に
    密着していたのか、昔の気分に戻ってお話していただきたいと思いました。
                                        <実施日と参加者>                                実施日:7月上旬  
場 所:グループホーム
実施者:リーダー1名、コ・リーダー3名。
参加者:6名(90才台女性4名と80才台男性1名は要介護1~4、80才台女性1名)
                                                                                                                    <参加者への配慮>
・お元気だが遠慮気味の方は、リーダーが意識的に指名し、コ・リーダーはその方が
 発言しやすいようにサポートする。
・お元気な方でも、聞いている(聞こえている)ように見えても、そうでない時が多
 いので、集中していただけるように、話題に沿った問いかけを適宜行う
・着座を続けることが苦手な方は、ご様子を見ながらが声かけを行い、時には発言を
  うながし、楽しんで参加していただけるようにサポートする。                                ・片側のみ、かろうじて聞くことが可能な方には、コ・リーダーが聞こえる側に座り、
  筆談によりコミュニケーションをとりながら、口頭でも話題を伝えてサポートする。
                                                                                                                    <進行予定>
1)最近新しく参加された方(今回が3回目の回想法)は、雰囲気にも馴染まれてき
    ているようなので、自己紹介は省略する。
2)「お中元」と大きく書いた紙をかかげ、今日は「お中元のお話をしていただきま
    すと宣言する。(最初から集中していただくため)
3)お中元を貰ったり、あげたりしていた頃のお気持ちを思い出していただくため、
    それぞれの方が思い出されることをお話していただき、その話された内容から、
    関連した話題に広げてゆく。
4)お歳暮を用意し、それぞれお隣の方に渡していただく。その際に、渡される方は
    ご挨拶を、受け取る方は御礼の言葉を、実際のように行っていただき、昔の気分
    にかえっていただく。
5)全員に渡し終わったら、貰った気分で食べていただく。
                                                                                                                    <用意した道具>
1)デパートで購入したと思えるように、きちんと包装されたお中元を風呂敷に包ん
    でおく。
    →参加者の方が手に持った時、重いと感じるように、また終了後に食べることが
   できるように「水ようかん」の詰め合わせを用意。

  切り抜き①.jpg                                       

2)お中元と書いた紙 
   →A4のコピー用紙に、「お中元」と書いた熨斗紙を貼ると雰囲気がでる。 

  お中元大文字②.jpg

<実際の進行>
リーダー:皆さん、こんにちは。
    :下手な字ですけど、ハーイ、今日はこれです。
    →「お中元」と大きく書いた紙を、皆さんに見せる。
    →「お中元だ」と皆さん、わいわいがやがや。

リーダー:Aさんは、お中元はされましたか。
    →「わかんないな。貰ったことはあるけど」(Aさん)
リーダー:貰うだけ、ですか。(笑)
    :貰ったということは、あげたこともあるはず、ですね(笑)。
    →「あげたのは覚えてないなー。貰ったのは覚えている」(Aさん)(笑)
Eさん   :小さい頃、お中元たくさん貰った。親がお店やっていて、仲人もしている
     から。
    :冬はお歳暮で、鮭が一匹でくる。
    →「鮭1匹はすごいですね。私なら、鮭一匹も欲しいけど、酒1本も嬉しい
     かな」(コ・リーダーが笑いながら、おちょこで飲む真似)
    →皆さん、鮭1本と、酒1本と、どっちかな、とワイワイガヤガヤ。

リーダー:すごいですね。
    :皆さん、Eさんはお仲人してるので、鮭が一匹やってくるんですって。
    :皆さん、お仲人さんには、お中元はあげていましたか。
         →「仲人さんには、お中元をあげていた」と皆さん。
    
(お仲人さんには、何年間くらいお中元やお歳暮をあげたらよいのか、など
     の話題が少し続く)

リーダー:皆さん、どんなものを貰いましたか。
    →「ビールやサイダー、貰った」
           →「いいわねー」
         →「夏は、お中元、冬はお歳暮」

Dさん :大体がビールをあげた。
    →「何本?」(リーダー)
    →「1箱、箱だろう、ビールケースで」
          →「演説の踏み台にしていた黄色の箱ですか?」(リーダー)
    →「そう、旦那にはお酒、奥さんには調味料」

リーダー:お中元て、何時ころからあったのですか。
          →「昔から、あったよ」
    →「農家だから、買えないので、自分の家の作ったものを、気持ちであげた」
     (Cさん)
    →「そうだよね」と皆さん同感。
           →「私の家もそう。買わないで、作ったものをあげた」(Aさん)
    →「農家の皆さんはそうでしたよね。気持ちですからね」(コ・リーダー②)

                                               リーダー:では、私から、皆さんにお中元を差し上げます。
    :ほんの気持ちです。皆さんに、順番に差しあげますので、受け取ってくだ
     さい。
    (と言いながら、大き目の風呂敷に包んだ品物をテーブルに置く。風呂敷を
     とってみると、「お中元」と書いた熨斗紙が貼ってある)

  お中元を真ん中に.jpg 

リーダー:では、私からのお中元です。
    :最初に、お隣のAさんに差し上げます。本当に貰ったときのように受け取
     ってください。
    (トントンと家の扉をたたく真似をして、大きな声で)
    :「こんにちは」                                       :「Aさん、こんにちは、いつもお世話になっております。つまらないもの
     ですが、ほんの気持ちです」
      (Aさんは、恥ずかしそうに、しかし、居住まいを正して)
    →「ありがとうございます。恐縮です」と受け取る。
      (かなり重いので、頑張って持っている雰囲気)

   受け渡し②.jpg           リーダー:では、Aさんから、お隣の方へ、順番にお中元を渡していってください。
             (「えー、実際にやるの」などと、皆さん、そわそわ)
    →Aさんは、貰ったお中元を「ほんの気持ちですが」と隣のBさんへ。
    →Bさんは、受け取って持ってみると、重いので驚く。「重いよ、重いよ」
     と言いながら受け取る。
             「ありがとうございます。かえって、こちらこそお世話になっております」
     とBさん。
    (以下、同じように、お隣お方へ、訪問のご挨拶。貰う方はお礼のご挨拶を、
     順番に行う)    
    →「ありがとうございます。こちらこそ、お世話になっております。でも、
      いただきます」(皆さんが大笑)
           →「ありがとうございます。上がってお茶でもどうぞ」   

                                         リーダー:皆さん、お中元を持ってきた方は、あがってもらいお茶など出しますか。
    →「玄関先で帰ってしまう方もあれば、家にあげてお茶で接待する場合も」
     といろいろ、とのこと。
           →「入って貰えば、お茶入れて、お菓子だして」(Cさん)
           →「突然に来られても、困ることも」(コ・リーダー③)
    (以下、お隣の席の方とのやり取りの様子を記します)
    →「仲良く、お付き合いして下さり、ありがとうございます。今後ともよろ
     しくお願いします」
    →「立派なものをいただいて、ありがとうございます。これからもよろしく
     お願いします」
           (皆さん、久し振りのお中元の挨拶をするので緊張気味)
    →「久し振りだね。こんなのを渡すのは」(Fさん)
           →「恥ずかしい。嬉しいけど、急だから、恥ずかしい」(Cさん)
             (しかし、皆さんご自分の番がくると、「また、よろしくお願いします」、
     「いろいろとお世話様になりました」「ありがとうございます」などと、
      しっかりとやり取りしていた)

                                                                                                                     (一巡して、最後に、Fさんがお隣に座っているリーダーにお中元をあげた
      時のやり取り)

    →「いろいろとお世話になりました。おかげさまで就職も決まりました」
     (Fさん)
     「ご丁寧にありがとうございます。」(リーダー)
    →「Fさんは、就職決まったそうです。それは良かったです。皆さん、お祝
     いの拍手を」(リーダー)
    (皆さん、一斉に盛大な拍手)
    →「Fさんは、どなたを想像して、お中元を渡しましたか?」(リーダー)
    →「どこかの課長さん」(Fさん)
              「社長さんでなく、部長さんでもなく、課長さんですか?」(リーダー)
     「課長さんです」(Fさん)
    :分かりました、では私は今日はこれから課長です。課長とよんで下さい。
      (以後、「私は課長の室井です」を何度も)

 
         (受け渡しの時には、皆さん実に丁寧に行っている)
          →皆さんは、頭を下げながら、貰ったものをささげるようにして、「ありが
     とうございます」という。
    →動作が見事に決まっている。言葉だけでのありがとうではなく、気持ちが
     こもっている。

    お中元②.jpg

    →また、お中元の熨斗が、相手からみて、逆にならないように、直してから、
      渡していた。皆さんが自然にそのようにしていた。(体が覚えている印象)
           →重いから持てない方は、ご挨拶の口上だけ述べて、品物はコ・リーダーが
     手伝って、隣の方へ。

    受け渡し.jpg

        (受け渡し途中のエピソード)
    →Eさんは、子供の頃はご両親やお店の人、結婚してからは旦那さんの実家
     がお中元をしており、ご自分で「直接渡すのは初めて」とのこと。
    →「皆さん、Eさんは、親御さんや旦那さんの実家の方がお中元をされてい
      たので、ご自分で実際にお中元を手渡すのは初めてだそうです」
            「人生で初めて、お中元を手渡すEさんに拍手を!!!」(リーダー)
    →皆さん「え~、そうなんだ」と盛大に拍手。
     (Eさんは恥ずかしそうににっこり)

リーダー:お中元の品物は、どうして決めましたか?
    →「相手の好みに合わせる。飲ん兵衛なら、お酒」
           →「白砂糖」
    →「夏はビール、冬のお歳暮は砂糖」
    (昔は砂糖は、料理の必需品でもあり、貴重でもあったので、贈答品として
     も喜ばれた、とのこと)
           →「白砂糖を、I斤(きん)とか2斤(きん)とか」
     「1斤はどの位。これくらい?」
     「お正月は、煮ものを沢山作るから、砂糖は助かる」
     「昔は、砂糖は高級品」
     「白砂糖を、1斤、箱に入れて」

           (注:現在の1斤(きん)は、砂糖の場合は600グラム、食パン1斤は340
     グラム。時代により750グラム、937.5グラムも)

              「砂糖は固まってしまう」
           →「砂糖、1キロ、貰った、嬉しかった。今は大したことないが」
     「昔は、皆配給だったから」
    →油や調味料も、喜ばれる。
    →「ずっとやっていると、減らすわけにはいかない」(以下、Dさんと)
     「まさか、ビールを2本、3本もっていくわけにはいかない」
     「気軽に、いよっ!ビール持ってきたぜって感じで、ケースを抱えて、
      自分で持っていった」
     「実際にお世話になっているから、持って行く」
     「農家は一人では生きていけない。みんなで協力しないと」
     「潤滑油、隣近所、お世話になっている人に」
     「果物屋に行けば、お中元の時期でなくとも届けることがある」
     
   受け渡し③.jpg 

  (皆さんは、熨斗紙の「お中元」の文字の向きを考えて、お渡ししていた)        

リーダー:「義理チョコ」という言葉がありますが、「義理お中元」なんてあるんです
     か。
    →「あまりお世話になっていなくても、義理であげたこともある」
    →「義理は、よくない」
    →「自分の気持ちを表すことだから、自分であげたい人に」

     (皆さん、「義理お中元」には否定的の様子でした)
    →「お砂糖を箱に入れて、奥さんに。旦那へはビール」
    →「箱もの、だね。お中元やお歳暮は」
     「箱モノを持って行く。お盆、お正月にも、箱もので挨拶」
    →「相手を気遣って、昔は送るなんてしなかった。直接渡す」
     「お仏様の前に、置いて、ご挨拶する」

            「手を合わせ、チーン、とならして、御線香もあげること」
                                                                                                              リーダー:ご先祖様にも、お中元をお供えしたのですか?
           →「田舎ではお盆に仏壇の前に、箱が積んである」
            「家を綺麗にして、もって来た方にはお茶を出します」
            「お盆や中元の季節は、いつも家を綺麗にしていた」
              「特別にはしていないが、いつも毎日履き掃除はしていた」
              「隣の家の大きな樫の木が、家の方へ伸びてきて、落ち葉がたくさんくる
      ので、毎日の掃除が大変だった」
              「何時きてもらっても良いように、綺麗にしていた」

     (お盆の時には、盆提灯を飾り、親類縁者が集まる習慣が一般的だったので、
     お中元とお盆と、区別せずに話されているようであった)

    →「今は、パソコンのリストで、ピッピで終わり」(コ・リーダー①)
     「何も書かないで、〇つけて終わり」
     「楽でいいけども」
    →「近くなら行けるけど、遠くなら送る」(Bさん)
           →「急に家にきても困っちゃう」

          書きながら.jpg

  (筆談では、他の方の発言や、今話題になっていることも記し、全体の流れも
   把握していただくようにサポート。右端の丸めたティッシュのかたまりは、
   ホワイトボードの消しゴムとして使用中。付属のものより使いやすい)
 

 リーダー:農家の方は、お米をお中元であげることはあったのですか。
           →「お米をお中元ではあげない。お米はどこの家にでもあるから」
    →「お米は、秋にとれたときにあげてしまう」
     「農家は、お米ができると、親戚や知人などにあげるので、お中元では
      あげない」

リーダー:お中元は、いくら位の値段のものを贈りますか。
    →「I万円」の答えにびっくり。
    →「5千円~3千円くらいが相場」                                 →「5千円は、昔は多い方、今だって多い」
    →特別の人以外は、3千円位。
                                                                                                     リーダー:皆さん、もし、私にお中元をくれるとしたら、何をいただけますか?
           :私は、お酒は飲めません。甘いものが好きです。
    :先ほど課長になりましたので、会社の課長にお中元、ということで
     考えてください。
    →「甘いものなら羊羹かな」(Aさん)
    →「羊羹は、太めの方には避けます」
    →「私ならカルピスが欲しい。子供の頃に、カルピスが嬉しかった。水で
      薄めるといつまでも飲める」(コ・リーダー②)
    →「今なら、美味しい飲み物がたくさんあるから、迷うけど」

                                                リーダー:何時から何時まで、お中元の季節ですか?
    →「7月いっぱい、8月のお盆前くらいまで」
     「7月15日前、商売しているので、そんな習慣。

           :お中元を贈り忘れて、はっと気づいたときは、どうしてました?
    →「遅れてもかまわない」
     「忘れるようじゃ、感謝の気持ちがない」
              「遅れたら、暑中見舞い、にする」
     「もっと遅れたら、残暑見舞い」
     「お盆過ぎたら、残暑見舞い。売るお店の人は、よく考えている」

リーダー:皆さんが、今、お中元を貰うとしたら、何が欲しいですか。
    →「お中元なんて、最近は貰ったことないから考えていない」(Cさん)
    →「ビールかな」(Dさん)
     (銘柄は」という質問に「サッポロがいい」)
           →「うちはお酒かな。お金を付けて、一緒に」(Fさん)
    →「お金を付けてお中元をすること、あまり聞いたことないですが」
     「何かお好きなものをと、品物と一緒に金一封を渡すこともある」

リーダー:貰ったお中元を、他の人へ、お中元として回わしたことはありますか。
    →「回すほどこない」(Bさん)
           →「そんなことはしないよ」と皆さん。
      (お中元の「使いまわし」は、皆さんやらないとのこと。
           →「お中元をおすそわけ(御裾分け)することはある」
           →「沢山、貰って、使いきれない時は、おすそ分け」
      (おすそわけするときは「もらいものですが、沢山いただきましたので」
       などと言いながら渡すことが普通であるとのこと)

リーダー:では、質問です。
    :もし、これから、お中元をあげるとすると、誰に何をあげたいと思います
     か?

          書きながら②.jpg
        →「夫にあげたい。お酒もあまり飲まないし、タバコも吸わない。甘いもの
     が好きなので、お気に入りの、おはぎを、小さな箱で、いいから」

     (「旦那さんに、旦那さんの好きだったものをあげたい」「友達かな、親戚
     にもあげたい」という方と、「今の暮らしなら、必要なものは買ってきて
     もらえるので、お中元はいらないし、贈りたい人もいない」という方に分
     かれた)

    →「誰もいない。くれる人も、あげる人もいない。一人ぼっち」という方も。
         →手作りの好きな人は、ご自分の「手作りの人形をお中元に」したいとのこ
     と。                                        

                                                  リーダー:では最後に、今日皆さんにお持ちしたこのお中元を開けてみましょう。
    :このお中元の中身は何でしょうか。
    :Aさん、何が入っているのでしょうか?

           開ける②.jpg

    (開けるときは、皆さん楽しそうな笑顔に)

    →「重かったので、何かな?」とゆすってみる。
     「この重さは石鹸}(Aさん)
    →「ソーメン」の答えが多く、「砂糖かな」、「缶詰だ」、「水羊羹」の答
      も。(開けたら「水羊羹」)                                 

リーダー:どなたか当たりましたね。
           :では、私室井課長からのお中元です。皆さん、一緒食べましょう。

    水羊羹③.jpg

     色々な水羊羹⑦.jpg

            小倉単独.jpg  柚子単独.jpg  さあ食べよう①.jpg

     (水羊羹は、小倉(小豆の餡子)、柚子、抹茶の3種類)

<座直り>
・水羊羹を食べながら、雑談。その中でお中元に関するものを記します。
・子供の頃、お中元がくると、早く開けよう、とせがんだ。
 →「お父さんが帰ってくるまで、待ちましょう」と言われた。
・送ってきた箱で、なんとなく、カルピスと分かる。
・お中元やお歳暮を開けるのは楽しい。好きだった。

<回想法を振り返って>
1)お中元の受け渡しをしていただくとき、お中元の熨斗が相手から見て逆にならな
  いように、直してから、皆さん渡していた、
 →何も言わないのに、皆さんが自然とそうしていた。体が覚えている印象です。
2)皆さんの生活の中で、自然に行われていた「こころを込めた習慣」だったことが、
  よく分かりました。
 →お仲人さんには必ず届けたり、礼を尽くしておられた様子がうかがえます。
 (デパートから送られてきたリストに、印を付けるだけ、とは大違いの印象です)

3)「自分の畑で収穫した野菜を届けた」というCさんのお話は、今の時代には希少
  となった貴重な考え方のように思いました。
4)「相手に渡すときは、どんなふうにしましたか」と実際やってもらった時に、皆
  さんの見せた「一瞬の緊張感」も、とても新鮮に感じました。
 →驚かせて気の毒でしたが。(笑)
5)お中元を贈る時のお話で、「いよっ! ビール持ってきたぜって、気軽な感じで、
  ケースを抱えて持って行ったよ」と身振り手振り付きで話された時、お若い頃に
  は、実際にそのようになされていたようにも思えました。
6)「1斤(きん)、2斤(きん)」という今では食パンでしか使われなくなった計量
  単位を、砂糖の量の単位で思い出されたことは印象的でした。

  (時代の変遷を感じました)                        
7)お中元をあげたい人の話題で、「今は亡き旦那さんにあげたい」という方が多く、
  「誰もいない」方もおられることは、考えさせられました。
 →私たちが同じ位の年齢で、同じように施設にお世話になったときに、誰にお中元
  をあげたいのか、あげたい人が思い浮かぶのか、の話題になった時は、リーダー、
  コ・リーダーとも、いろいろな思いが脳裏をよぎっていきました。

                             (リーダー:室井)

<後日談>
・関東地方に暮らすコ・リーダー③は、お中元は7月、お盆は8月と思っておりまし
 たが、参加者の皆さんが、お中元とお盆とあまり区別しないで話されておりました
 ので、その理由を考えようと、後日、インターネットで調べてみました。               (「お盆とお中元とどう違う」と検索しますと、次のような記載がありました)
①「中元」も、「お盆(盂蘭盆会)」も、中国の風習。
②中元は道教の祭日とのことで、旧暦の7月15日に行われる。
 →道教の祭日は三元あり、上元が1月15日、中元7月15日、下元10月15日
 (いずれも旧暦)に行われる。

③「お盆(盂蘭盆会)」は、仏教の行事であるが、中元と同じく旧暦の7月15日に
 行われた。
④同じ日に行われるので、中元と盂蘭盆会の行事は一体化している。
⑤我が国に仏教が伝わると、盂蘭盆会はお盆の行事として定着。
→お盆の風習としては、、迎え火や送り火、盆踊りがあるが、「盆礼」という贈答の
 風習もあった。

⑥江戸時代になり、お盆の風習が民間行事として盛んになると、親族や知人の家を訪
 ねて進物の贈答をすることが民間でも盛んに行われるようになった。
⑦この盆礼は、中元の時期(旧暦の7月15日)に行われるので、お中元とも呼ばれ
 るようになった。
→というように、仏教の「盆礼」の行事を、「中元」という道教の名称で呼び、合体
 したようになった、との記載がありました。

⑧しかし、日本が西洋暦を採用するようになると、お盆は旧暦の7月15日(西洋暦
 では8月15日頃)の風習として残り、いつの頃からかは分かりませんが、お中元
 の方は西洋暦7月15日の(お盆より約1月早い)風習と変わったので、お中元が
   終わってからお盆を迎える、という順番に変わった。(特に関東では)
→しかし、関西では、お中元も旧暦で(つまりお盆とお中元が一緒に)行うことも多
 い、との記載がありました。

⑨本日の参加者の皆さんが、お盆とお中元と、あまり区別しないで話しておられたの
 は、現役時代の風習どおりなのかもしれません。
                                                                           以上


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